公式HPやカタログに載っていないビルダー向けトイレ「ZJ2」ってどんな便器なのか。ビルダー向けの高コスパ便器を解説します。
ビルダー向け商品とは?(住宅会社専用)
ビルダー向け商品という名目で公式HPやカタログに掲載されていない商品です。
ハウスメーカーや大手のビルダー、工務店、リフォーム店といった、年間の購入額が大きな顧客向けの専用商品となっています。
型落ちじゃないか?とか、専用のお安い便器というイメージをされるかも知れませんが、カタログに載っている公式品を少し変更しただけの商品です。
・「ZJ2」→GG800のビルダー向け商品
平たくいうと、数量を見込める顧客に対してお値打ちに提案するため、商品を少し変えて、品番を変えてオリジナル品として作ったトイレです。
少しの違いを許容出来れば、超コスパの高い商品です!
「ZJ2」の特徴と違い
「ZJ2」はGG800のビルダー向け商品です。
便器形状の違い
「ZJ2」と「GG800」違いは大きく、便器部分の形状です。(大きく3つ)
- 便器にくびれがある
- サイドカバーがない
- 先端に固定用のビスがある
特に、サイドカバーの違いは大きく、「ホコリがたまりやすく」「掃除がしづらい」ポイントとなってきます。
この部分が許容出来れば、ZJ2で全く問題ないと思います。
便器を横から撮影した部分です。
上の写真のGG800では、サイドカバーできっちり塞がれている部分が、配管のまま入り組んだ形状で露出しています。
狭いトイレでここは、本当に掃除のしにくい部分です。
ここが大きな問題です。ここが我慢出来れば超コスパトイレです。
購入先によって変わりますが、購入金額で5万円程度以上の違いは出てくると思います。
上記は、参考に楽天などの価格を載せてみました。GG800は本来GG1グレードが同等になりますし、ZJ2との比較になりますが、掲載がありませんでしたので、ある部分で比較しています。
それを踏まえても結構な価格差になります。
大口の顧客向けですが、結構通販サイトでの販売がされていますし、通販でも工事付き販売がされていて、結構安価で工事できます。
その他違い
これまでも述べて来たとおり、大きな違いは便器部分です。
残りは微々たるものなので、まとめて掲載します。
- リモコン便座・便フタ開閉が付けられない
- 温風乾燥が付けられない
- ノズルキレイ機能がない
リモコンや自動で便座・便フタを開閉する機能がないです。手で開け閉めする必要があります。
GG800では、温風乾燥あり・なしの両方のグレードが設定されていますが、ZJではないです。
ノズルキレイは、キレイ除菌水でノズルを洗浄する機能がありません。ですが、ノズルを洗浄する機能はついています。
この辺は、細かい機能ですので、こだわる方はこだわる贅沢機能の部分ではないでしょうか?
強いて言うなら、自動で便座が開く機能が欲しいかな〜と言った感じでしょうか?個人的にはどっちでも良い機能ばかりです。
キレイ除菌水も、水道水は塩素で除菌されているので、気にしなくて良い気がします。
まとめ
ビルダー向け(住宅会社用)のトイレは、カタログに載っている公式品に対して、機能を制限して価格をグッとお得にした高コスパ商品と言えます。
違いを紹介しましたが、便器の部分がOKであれば超お得な商品だと思います。
この他にも専用商品が多数発売されていますが、どれもコスパ抜群なので検討の余地ありです。
また、順次専用品を紹介していきたいと思います。