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リフォーム

ウッドショックで、狙い目はリフォーム!?

前回、ウッドショックについての情報を纏めてみました。継続的に情報収集は続けていますが、年内、年度内などで好転する兆しは全くありません。

これを受けてリフォームが動き出す兆しが出てきています。「リフォームをするなら、今がチャンスかも!」を解説してみます。

※あくまで、集めた情報を元にした私見ですので、ご注意下さい!ただ、利害関係はありませんので、本音で書いています!

結論

材木なくて家が建たない!食いつなぐために、リフォーム価格競争が起きる!!

ウッドショックの影響

材木の価格高騰により、家の値段が上がると言うのはもちろんですが、高値でも材木が入らないという事態がおきています。住宅において、2~5万円/坪の値上がりだと言われています。

段階的に、住宅の契約価格を見直すという動きも出てきているので、年度末に向けて価格が高騰していくのは間違いないと思います。

住宅会社によっては、前年の半分しか建てられない、規模の小さな工務店では、木材の受注を受け付けてもらえないと言う先も出てきています。

5月中までは、これまでの在庫分で運用されているような感じなので、実際の工事がストップするという現象はほとんど見られませんでしたが、6月以降は実際に木材が入らずに工事が進まなくなるという家は見られ始めるはずです。

7〜9月に掛けて、一気に悪化すると言う情報も出ています。

住宅会社の動向

外国産材の供給が0ではないが、通常の1割とか言われる量しか入ってこない状況で、各社が国産材の確保に動いています。

国産材は、従来住宅に使われる木材の1割程度しか採用されていませんでした。その1割目掛けて9割が取り合いをしているので、価格の高騰、材料不足が深刻化が止まっていません。

材木確保の確保できるであろう棟数に、受注を制限している大手ハウスメーカーが出てきています。そのため、市場は売り手市場になってきています。

また、定期的に単価の値上げが実施されるようです。材木も6月、10月・・・といった形で、定期的な値上げが実施されていきます。それも、万単位での価格改定です。

工法においては、国内においては、在来木軸工法が圧倒的なシェアを締めています。ある意味、ツーバイフォー工法はマイナーな工法であるため、材料は高騰しているものの、木軸工法よりも入手しやすいという状況です。そのため、通常時は木軸工法で建てていた工務店がツーバイフォー工法に変更しているケースが散見されるようになってきました。それぞれの工法には、特徴がありますので、確認はしておいた方が良いですね!

着工延期はそのまま・・・笑

食いっぱぐれる工務店

上述のとおり、材木が全くない訳ではありません!

大幅な不足状況で、材木屋に対して影響力があったり、関係が深い会社とそうでない会社では、材料確保に大きな差が生まれて来ています。

工務店としても、住宅を受注出来ても、着工・上棟・完成をしなければ、お金が入ってきません

資金のある工務店は、着工を延期したり、値上がり分の材料価格を自社で負担し、契約時の契約価格を保証したりといった対応が可能ですが、資金不足の会社では、動いている現場の入金(着工金・中間金)で、買掛金の支払いをしているケースも多く、「着工出来ない=資金ショート」なんて会社も出てきます。

だからリフォームに取り組む

家が建たない・・・金がない・・・倒産する・・・・

と指を加えている会社ばかりではありません。現場が進まなくなると、現場監督の手が空き始めます。その現場監督を使って、過去に自社で家を建ててくれた顧客(OB顧客)を回って修繕やリフォーム工事を取ろうという動きが始まっています!

リフォームといっても、間仕切りを移動させるような大掛かりなリフォームでは、材木が必要となってしまいます。ですが、「お風呂やトイレの入れ替え」、「内窓や玄関ドアの交換」などだと、ほぼ木材は使いません。

このような、お手軽リフォームの提案をして回っているのです。

工務店に取っては上記のようなメリットがあります。

デメリットははっきりしています。競争が激しくなり、単価が安くなる!

だから今、リフォーム

工務店にとってのデメリットは、ユーザーにとってのメリットだったりします。

元々からリフォームに取り組んでいる会社に加えて、これまで新築メインでやってきた工務店がリフォームに参入することになります。

ましてや、トイレやキッチンなどの物を取り換えるだけの、単純リフォームがメインです。

「提案力や工事力による差別化が計れない」分野になるので、純粋に価格争いになってきます。

専業リフォーム店、ホームセンターなど、元々から激安店舗も参入しているので、すごいことになりそうです。

 

この状況を上手く使って、お得にリフォームをすすめるのも、一つの手です。

比較サイトも上手く活用しながら、最安価格でリフォームを実施しましょう。

まとめ

ウッドショックは、まだまだ終息の気配すらありません。

今後も、着工制限が続く中で、工務店・住宅会社も様々な手を打つと思われます。その中の一つがリフォームへの積極参入です。

競合が増えれば、価格が下がる!

このタイミングで、古くなった水回りリフォームを検討してみるのも良いかもしれませんよ!

ABOUT ME
リクやん
最近、家を新築した38歳の3児のオヤジです。住宅関連業界に務める私が、仕事を離れて、自由なことを書いています!!普段、仕事では言えない、本音や私見、偏見タップリです( ̄▽ ̄) 家のプランニングやメンテナンス、暮らしに関する情報を、新築した実体験も交えてプロの視点で発信しています。その他、ビジネス関連やバスケットボール関係の商品レビューもアップしています。
リフォームは必ず相見積もりをとりましょう!

リフォーム工事は、新築工事と違い一定の基準がありません。その家ごと、依頼する業者毎に工事の提案や内容がことなります。特に、適性価格と言う物が分かりにくいものです。

リフォーム依頼の場合は、必ず3社以上の見積もりをとりましょう!

 

価格だけに拘り過ぎることは、工事の質を落とすことに繋がりかねませんが、複数社を比較することで適正な価格や、より良い提案を発見できることが多くあります。

また、既に業者が決まっている場合でも、相見積もりをとることで、金額を抑えることが出来ます。(過度の値引き要求は品質・今後の関係に響くので、注意しましょう)

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