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リフォーム

後悔しないためのショールームの活用方法!チェックポイントを解説。

水回りのリフォームをする時には、ほぼ100%住設メーカーのショールームを活用すると思います。キッチンやお風呂、トイレなどの現物が確認出来ます。綺麗なショールームを見て「機能性」「カラー」「デザイン」ばかりに目が行きますが、こんなところも注意して確認して!後で後悔しないように!!を解説します。

ポイントまとめ
  • もちろん事前準備が大事(もっと気軽に活用しよう)
  • デメリットを確認しよう
  • 音も確認しておこう
  • 今との比較が大事

ショールームとは?

車などのショールームをイメージされる場合も多く、ショールームで直接商品を販売していると思われる人もいますが、水回りメーカーのショールームでは、商品は販売していません。

車のショールームは、例えばトヨタカローラなどであっても、ディーラーのショールームです。メーカー直営ではありません。

水回りメーカーの場合は、メーカーが直営しているショールームです。そのショールームを工務店やリフォーム店が利用しているのです。

直営なので安心
  • 商品を売ってないので、押し売りは一切ない
  • 工事するお店が決まってなくても、見学可能
  • リフォーム店も紹介してくれる
  • 見学、見積もり無料

メーカー直営のショールームなので、商品を販売しておりません。そのため、押売られたり、後から電話で勧誘されたりと言うことはありませんので、安心して見学が出来ます。

そして、「工事するかどうか迷っている」「業者が決まっていない」と言った状況でも見学出来ます。

そして、見学して「リフォームしたい!」と思った場合には、自社との提携しているリフォーム会社を紹介してくれるサービスもあります。

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メーカーショールームは気軽に見学して大丈夫!もちろん利用料は掛かりません。ですが、ボランティアではないので、商品の価格に含まれていると考えるのがよいですね!

リフォーム業者は紹介してくれます。メーカータイアップの安心施工店ですが、必ず相見積もりは取りましょう。

ショールーム見学の種類

ショールームの見学方法は、何種類かあります。

見学方法まとめ
  1. 専門スタッフによる説明付の見学
  2. 勝手に自分で見学
  3. オンライン見学

通常イメージするのは、①の説明付きの見学だと思います。この場合は、事前に行く日にちを決めて、来場予約をして訪問すると、専門のスタッフが説明・提案・プラン作成を行ってくれます。

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混雑していなければ、予約なしでも対応してくれますが、予約するのが無難です。

②は、説明なしで自分で見学して回ると言う物です。これは、事前に雰囲気などを把握しておく場合や最終の色確認などに活用すると良いです。

 

③のオンラインは、コロナ渦以降に出てきた新しい見学方法です。

ZOOMなどの会議システムを活用するなどして、商品画像や360度のショールーム映像、CG合成した商品画像の色などを切り替えながら、提案をしてくれます。緊急事態宣言下や、小さい子がいて何度もショールームに足を運べないなどの場合に有効です。

オンライン見学は、場所に関係なく対応してくれますので、比較的予約が取りやすいです。

①の説明つき見学の前に活用すると、実物を見る際のチェックポイントが絞れるので、効率的になります。

ショールーム活用の流れ

メーカーショールーム活用の大枠の流れです。

ショールーム活用の流れ
  1. 事前準備
  2. ショールーム来場予約
  3. ショールーム見学
  4. リフォーム会社紹介(必要な場合のみ)
  5. 見積もりなどの資料が郵送される

ショールームは、予約なしで自由に見学することも可能です。

近くにを通り掛かったから、ちょっとの隙間時間にとフラッと来場しても見学が出来ます。ただ、その場合は専門のスタッフが付いて案内という「説明付きの案内」を受けることは難しいです。

そのため、「細かく説明を受けたい」「見積もり金額を出して欲しい」「プラン提案をして欲しい」という場合には、必ず事前予約をしていきましょう!

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特に土日は混雑するので、必ず予約をして行きましょう!

事前準備の注意点

  • 家の図面を準備(なければ手書きでも)
  • 使用中の物の寸法を測っておく
  • リフォームする物とその周辺の写真を撮影しておく
  • リフォーム会社からの提案書や見積書
  • ROOM CLIPなどの自分のイメージの写真
  • 自分の付けたいオプションなどのイメージ

※余裕があれば、オンラインで見学をおすすめします!

家の図面を準備

リフォームや新築をする図面は必ず準備します。

図面がなければ、採寸して手書きでも良いので、間口や奥行き、高さが分かるようにしておく。入る商品のサイズが変わると使い勝手も変わるので注意!

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しっかりした寸法が分からなければ、細かい提案が出来ません。水回りの商品は寸法で使い勝手が変わります。

今使っている物の寸法を測っておく

これは、意外と大事です。

ショールームで、新しい物を見ると綺麗だし、最新だし、なんでもよく見える物です。

ただ、使い勝手は今使用している物と比較して、どう変わるかで感じるものです。なので、現在使っている物のサイズや使い勝手を確認しておくと比較しやすい!

  • キッチン:作業スペースやコンロ・シンクの大きさ、五徳の間の距離、冷蔵庫の寸法、電子レンジスペースなど
  • お風呂:浴槽のサイズやまたぐ高さ、出入り口のサイズ、シャワーやカウンターの高さなど
  • 洗面化粧台:洗面器の大きさ、水栓の高さ、間口、収納するドライヤーなどの大きさ
  • トイレ:トイレ自体の広さはもちろん、便器のサイズやタンクのサイズ、給水の位置など

この辺の寸法や普段の使い勝手を改めて、確認しておくとショールームに行った際に比較できます。

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毎日使っているから大丈夫だと思っていると意外と思い出せません。行く直前に意識して使ってみておく方が良いですよ!

リフォームする周辺の写真を撮っておく

リフォームする物(キッチンやお風呂など)そのものの写真はもちろん、周辺の写真も撮っておくとよいです。

例えば、冷蔵庫周りだったり、食器戸棚の周りだったり、洗濯機周りだったり・・・

ショールームに行くと、提案のために色々聞かれます。準備して行っても抜けていることが多いので、写真などを見せることで確認できたり、なんとなく分かったり、雰囲気が伝わったりします。

是非、写真は撮っていきましょう!

提案書や見積書

これは当たり前です。

新築の大手の場合は、ショールームに標準仕様などが準備されている場合もありますが、リフォームの場合は家ごとに提案内容がことなるため、持参する必要があります。

今の見積もりはどんな内容なのかを確認するために必要です。

それを踏まえて、何をつけるとオプションになるのか?定価でいくらくらいプラスになるのか?を把握できます。

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今の見積もりに食洗機は入っているのか?など、現状の価格でどこまでの内容が見られれているのかを把握して、オプションを決めて行きましょう!

ROOMCLIPなどのイメージ写真

こんなレイアウトキッチンにしたい!こんな雰囲気やデザインにしたい!

と言うイメージがあると思います。それを口で伝えるのは難しいですし、ショールームのコーディネーターの受け取り方に寄っても変わってしまします。

今は、インスタやルームクリップなどで、たくさんの施工事例が上がっていますので、それを見せて伝えるのが一番手っ取り早く、間違いがないです!

自分の付けたい物のイメージ

これは、自分のこれは欲しいなと思うものを整理しておくとよいです。

一度、カタログを見て、欲しいものを書き出しておきましょう!優先順位も付けておくと、「見積もりが出てきたらびっくりするくらいん高くなっていた!」なんて事態を防ぐことが出来ます。

 

オンラインショールームのすすめ

ショールームは、土日の予約が取りづらいです。

ですが、ZOOMを使ったオンラインでの見学は、意外と簡単に取れてしまうので、事前にショールームの雰囲気や現在の提案内容を詳しく説明を受けておくと良いです。

あとは、実際に行って、現物を確認して、オプションを決める!

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映像での説明だけど、事前にプロの説明を聞いておくことで、当日効率的に回れるし、事前準備もしっかりと出来るので◎

ショールーム活用のポイントと注意点

ショールームの活用では、通り一辺倒の提案を受けて、「どんな機能がついているのか?」「どんな色にしよう」と言ったところに目が行きがちです。

でも実際に使い始めるとイメージと違ったとなるケースも多くあります。

折角、ショールームに行くのであれば、チェックしておきたいポイントを解説。

まとめ
  • デメリットを確認しよう
  • 音も確認しておこう
  • 今との比較が大事

デメリットを確認しよう

メーカーのショールームでは、良いことばかり説明すると思います。

担当者によっては、デメリットを説明してくれる人もいますが、積極的に提案してくれるケースは少ないと思います。

  • ブラックのカウンターはかっこいいけど、水垢が目立つ
  • 使い勝手は良いけど、複雑な形状で掃除が大変
  • 電動式は便利だけど、壊れやすく修理費が高い
  • 節水タイプは、使い方に注意が必要

良い面もあれば、間違いなく悪い面もあるはずです。

使い始めてから、こんなこと聞いていないってことが良くあります。

説明がない場合は、「悪い点ってありますか?」って聞くと、教えてくれます!

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積極的に言いはしませんが、聞けば普通に教えてくれますよ!

音・使い勝手などの確認

綺麗でオシャレなショールームでは、見た目や最新の機能に目がいってしまいがちですが、実際に自宅に設置した場合に気になるポイントとして「音」などがあります。

特に、ショールームでは広いので、気にならない音が自宅につくとウルサイと言うことが良くあります。

【チェックポイント】

  • 換気扇の音
  • トイレの洗浄音
  • キッチンのシンクに水が落ちる音
  • トイレのお尻洗浄の強さ
  • シャワーの浴び心地
  • お風呂の排水のスピード

 

とにかく、見た目や機能だけで選ばずに、チェックしましょう!

今との比較が大切

新築でもリフォームでも、使い始めて気になるのが、

「以前使っていたのはこうなのに、新しくなったら使いづらい!」

この声が本当に多いです。

事前準備のところでも、書きましたが今使っている物のサイズや使い勝手を改めて把握して、比較するようにしましょう!

音のところでも書きましたが

  • 音が以前よりウルサイ
  • 節水になると流れなくなった
  • シャワーが弱い
  • お風呂の排水が遅い
  • キッチンの作業スペースが狭い

他にももっとあると思います。

今のショールームは体験展示も多いので、実際にトイレが使えるところに設置されていたり、シャワーも手を当てて確認できたり、水の出るキッチン展示もあるケースが多いです。

遠慮せずに、全て確認しましょう!

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これって全て、今使っているものと比べて、ここが使いにく・ここが違う!と言うお話です。事前に、今とどう変わるかもチェックしましょう!

まとめ

新築にしても、リフォームにしても、大金の掛かることなので、後悔しないようにしたいですよね!?

ショールームの雰囲気に舞い上がるのではなく、楽しみつつもポイントを抑えてしっかりと見学することで、後からの後悔を減らすことが出来ます!

是非、実践してみてください!!

ABOUT ME
リクやん
最近、家を新築した38歳の3児のオヤジです。住宅関連業界に務める私が、仕事を離れて、自由なことを書いています!!普段、仕事では言えない、本音や私見、偏見タップリです( ̄▽ ̄) 家のプランニングやメンテナンス、暮らしに関する情報を、新築した実体験も交えてプロの視点で発信しています。その他、ビジネス関連やバスケットボール関係の商品レビューもアップしています。
リフォームは必ず相見積もりをとりましょう!

リフォーム工事は、新築工事と違い一定の基準がありません。その家ごと、依頼する業者毎に工事の提案や内容がことなります。特に、適性価格と言う物が分かりにくいものです。

リフォーム依頼の場合は、必ず3社以上の見積もりをとりましょう!

 

価格だけに拘り過ぎることは、工事の質を落とすことに繋がりかねませんが、複数社を比較することで適正な価格や、より良い提案を発見できることが多くあります。

また、既に業者が決まっている場合でも、相見積もりをとることで、金額を抑えることが出来ます。(過度の値引き要求は品質・今後の関係に響くので、注意しましょう)

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