新築の時、誰もが憧れる海外製食洗機!その中でも、圧倒的な知名度とシェアを誇るのが「ミーレ」・・・
カッコイイ・・・・(´∀`)
これに尽きると思います!ただ、実際に使い勝手やメンテナンス・コスト面などはどうなのか!?メリット・デメリットは??
住宅に関する「プロ」の我が家では、結局パナソニック製の食洗機を入れました。その理由もご紹介して行きます。
Mieleのメリット
パナソニックにリンナイと、国産の食洗機がたくさんある中で、わざわざ海外製の食洗機を使うメリットはなんなのか!?
- オシャレ(見た目・響き)
- 大容量
- 洗浄力が高い
- オート機能
- 静か
結論からいくとこんなところでしょうか(^O^)/
1.オシャレ
やっぱり、カッコいいですね(^O^)
日本製にはない、シンプルで洗練されたデザイン!スタイリッシュにも、モダンにも、扉を入れ替えれば洋風なキッチンにも合わせられる。
そして、フロントオープンタイプと、ドアのように開くタイプで、日本のメーカーではあまり設定のないタイプというのが、よりスタイリッシュに感じられます!
扉タイプも、元から面材が設定された「標準ドア装備タイプ」「キッチンメーカのドア材を取り付けるタイプ」「操作部が上部に隠れたタイプ」と設定があります。
標準ドアはステンレスカラーとホワイトから選択でき、こちらで洗濯するのも良いですが、キッチンの面材を使う方が、スッキリおさまるように思います。
この場合は、キッチンメーカーに面材サイズを図面で指定して、特注にて制作してもらう形になります。扉のグレードにもよりますが、最低でも2〜3万円は掛かります!
2.大容量
ミーレの食洗機は、2種類の間口の設定です。W=45cmと W= 60cmです。
日本のキッチン向けの食洗機は、基本的にW=45cmで設定されています!
ただ、ミーレと国産の食洗機を同じW=45cmサイズ同士で比べた場合でも、2倍近い量の食器を一度に洗浄することが出来ます。大体、パナソニックの深型食洗機でも4〜6人分に対して、ミーレは7〜0人分に対応できます。1日分の食器を1回で纏めて洗浄出来たり、来客時にはとても便利ですよね!
さらに、60cmタイプを選択すると、12〜14人分洗えるというので、ビックリです(O_O)
同じ間口の食洗機で、ここまでの容量差が出るの理由は大きく2つです。
1つ目は、乾燥機能がないということです。国産の食洗機には洗浄後に食器を乾かす、乾燥機能がついています。その機構を搭載するためにどうしてもスペースが必要となるためスペースが狭くなってしまいます。ジメジメした気候である日本ならではの機能と言えます。また、ドライキープと言った乾燥後の結露防止機能がついた物もあります。
ミーレの食洗機には、乾燥機能がありませんが、洗浄後、自動でドアを少し開けることで、乾燥を促す機能がついています。
2つ目は、開閉方式の違いです。日本の食洗機は、引き出しタイプがほとんどです。そのため、底板や両サイドの壁など、どうしても部材のスペースができ、デッドスペースとなってしまいます。
こう言った理由で、同じ幅でも容量に差が出てしまうわけです。
これにより、27cm程度のフライパンや、ボール、鍋なども食洗機に一緒に突っ込んで洗ってしまえるのです!これが何より素晴らしい(^O^)
洗浄力が高い
日本製の食洗機では、一般的に洗浄ノズルが一番下にのみ設置されていて、下から水を噴射して洗浄します。それに対して、ミーレ食洗機は、各バスケットの下3箇所にノズルが設置されていて、強力な噴射力で洗浄することが出来ます。
また、洗浄モードも多彩に設定されていて、「センサーウォッシュ」では、センサーが汚れのレベルを判別して、最適な水量・洗浄時間を選択して節電してくれます!また、熱に弱い食器向けの「ジェントルモード」や頑固な汚れ向きの「インテンシブ75度」など用途に合わせて使い分けできるのも魅力です。
4.オート機能
PowerDisk付きAutoDos
洗剤量自動投入によるすばらしい使い心地AutoDos(オートドス)で優れた洗浄結果:世界初の革新的な内蔵式PowerDisk(パワーディスク)2は洗剤を自動投入します。選択されたプログラムに従い、適切な時間に正確な量が投入されます。手間のかからない自由をお楽しみください:1つのPowerDisk(パワーディスク)で平均20サイクル持続します一度プログラムすれば1、世界初の自律食器洗い機がオートスタートで引き受けてくれます。
ということで、流行りの洗濯機のように洗剤を自動投入してくれる機能付き!
ただ、パワーディスクは20回分で、¥1,980-となかなかお高いので注意が必要です(´∀`)
AutoStart(オートスタート)
アプリで開始をプログラムオートスタート機能では、アプリを使ってプログラムすることにより、事前に設定した時間に自動的に洗浄を開始することができます。AutoDos(オートドス)とパワーディスクにより常に十分な量の洗剤が使用可能で、自動的に食器洗い機を作動させることができます。手作業やアプリによって機器を操作する必要はありません。洗っていない食器を食器洗い機に入れたままにして忘れてしまう、というのは過去の話です。
国産食洗機は、基本的に何分後にスタートという設定です。そう言った意味では、深夜電力や太陽光発電を活用されるご家庭では、嬉しい機能だと思います。
静か
一般的に日本製の方が、繊細で静かなイメージがありますが、食洗機については、圧倒的に海外製の方が静かです。日本のLDKでテレビの音が、聞こえないなんてことありません!
Mieleのデメリット
ここからは、ミーレのデメリットです
- 高額
- 海外製
1.高額
なんと言ってもこれに尽きると思います!
エントリモデルで¥352,000-、高級タイプで¥737,000-にもなります。
国内モデルですと、エントリーモデル¥150,000-、高級タイプでも¥250,000-以下位の金額設定になっています。
ミーレ食洗機の多彩な機能や洗浄力・大容量がその価格差に見合う物と感じることが出来れば、決して高いとは言えないですね!
2.海外製
メンテナンス
ミーレは、ミーレジャパンという国内法人を持っていますが、やはり国内メーカーの方がアフタースピードは、早いです。ただ、食洗機は使えなくても、死にはしないので、待てる人には問題ないと思います。あと、費用はやはり海外製の方が高いです!日本の倍程度の修理費用は、覚悟しましょう。食洗機は水を使う電化製品ですので故障はしますし、国産の修理費用も万単位です。
また、ミーレは通常2年の保証ですが、有料で10年に延長も出来ます!延長保証料¥70,000-です!!
高っ!!!!
どこのキッチンにでも付くけど、付かない(?)
基本的にミーレの食洗機は、独立してますので、キッチンのキャビネット部分を食洗機の間口分だけ空けておいて貰えれば、大体どこのキッチンにでも設置可能です!(45cm分空白みたいな感じです)
ただ、日本のキッチンで流行りの足元まで全てスライド「フロアコンテナ」的な奴がついていますので、食洗機の蹴込みの高さが合わないので、横から食洗機の側面が見えてしまいます!
最近では、各メーカーがミーレ食洗機対応のキッチンを出していますし、キッチンと一緒に手配できるようにOEM設定しているメーカーも増えてきましたので、そちらを選択する方が、カッコよく治められると思います。
専門業者に頼めば、それ以外のキッチンでも扉と同色のパネルなどを使って綺麗に納めてくれます!
日本に合わない部分(?)もある
1つ目は、乾燥機能がないという点です。季節や場所にもよると思いますが、日本のように湿気の多い国で、乾燥なしでドアを空けているだけでは乾かないことも多々あるようです!
2つ目、フロントオープンタイプであることです。日本でも過去にフロントオープンが流行った時期がありました。ですが、水じまいが良くないということで、スライドタイプ(引き出しタイプ)が主流に変わって行きました。フロントオープンの方が大容量で、食器を入れやすいというメリットもあります。また、過去のものよりも工夫がされてはいますが、扉がバタンとあくので、水仕舞いという点ではスライドタイプの方が優れています。
国産が気になる方は、この記事もチェック!
まとめ
ミーレの食洗機は素晴らしい!
色々、書きましたが、お金が許せば入れたかった(T ^ T)
これは初期投資・メンテナンス費用含めてです!両方とも、倍の金額が掛かります!お財布と相談して決めて下さい!!