これまでお伝えした流れで
- 住宅展示場を見学
- 見学会で得たイメージを、形にして
- 現場見学会で住宅会社の絞り込み
となって、いざ、住宅会社との打ち合わせ!!
となった時に、どうやって希望をうまく伝えようか・・・
うまく伝わらない・・・希望と違う・・・
こんな時の伝え方について、考えていきます!!
改めて、間取りの重要性
間取りは、注文住宅を考える上で、一番大切になる部分だと思います。
打ち合わせが始まると、目に止まりやすい水回りの「キッチン」や「お風呂」、内装の「ドア」や「床」など、意匠材と呼ばれる、一番表面に来るものに目が行きます。
水回りは、確かに気に入った物を採用すると、満足度はアップしました。ですが、妥協した部分が不満になるかと言うと・・・そうでもありません。
逆に、間取りについては、すごく工夫して作ったからといって、そんなに満足感はありません。でも、間取りを妥協したところは、すごく不便だったりして不満につながります。
意匠材と違って、リフォームなどで簡単には変更できない部分という意味でも、間取りは優先してお金をかける部分であると思います!!
間取りに影響する要素を考える
当たり前ですが、実際の間取りを自分で考える必要なんてありません!!
間取りはプロに任せましょう!!そのための、住宅会社で、そのための設計料です( ̄▽ ̄) 決して、安くない設計料を取られますよ(´∀`
間取りに影響する要素として、考えてみると、こんな感じ!
- 土地の形
- 隣地の土地や建物の配置
- 日当たり
- 駐車場スペース
- 予算
- 将来設計
- 自分たちの要望
- 法律
- 構造
この中で、完全に設計士や住宅会社に任せることは、8・9です。
それ以外は、7に入っていますが、自分たちの要望という物が反映されてくる部分です。
この内容を、自分たちでしっかりと把握しておくことで、伝わり方も変わってきます(^O^)
自分たちの要望をまとめておく
住宅会社を絞り混んだ際にも、自分たちのイメージをまとめたかと思いますが、今回は図面やプランに落とし込むために、もう少し具体的な内容までまとめて置くと良いです!
目次2の影響する要素に分けて、考えてみると整理出来ると思います。
項目(要素)に分けて考えをまとめる
例えば・・・
①土地の形:正方形なのか、台形なのか、鰻の寝床みたいな土地なのか・・・
②隣地情報:南面に大きな家が立っているとか、北面は目線が抜けているから隠したいとか、東面は土地の境界線すぐに家があるとか・・・
③日当たり:隣地情報に影響を受ける部分が大きいですが、絶対にリビングには光をしっかり入れたいとか、子供部屋を明るくしたいとか、優先順位も含めて決めておきましょう。全てに太陽を当てるのは無理です!
④駐車スペース:1台なのか、2台なのか・・・
⑤予算:ある程度の予算を決めて置く
⑥家族設計:子供何人なのか・・・親を引き取る予定はあるか・・・
⑦ここで、前回まとめたイメージが出てきます。しっかりと書き出しておきましょう。
契約をしたり、話がある程度煮詰まってきら、敷地調査だったり、現場を見てプランを詰めてくれますが、それまでにある程度の要望を反映してもらうために、自分なりにノートなどに書き出しておきましょう!!
住宅会社によっては、「マイホームシート」みたいなノートを渡して、その内容を埋めておいて下さい。みたいな住宅会社もあります!!
我が家の事例
我が家では、
①東西に長い土地
②南面には、3階建ての家が建っている。
③LDKを一番に重視しているので、日当たりは良くしたい
④駐車場は3台止めたい・・・縦列でも良い(妥協ポイント)
⑤予算は、建物○○○○万円(当然最終的にはオーバー)
⑥親子2人と子3人(親を引き取る予定なし)女の子2人は同室可
⑦土間収納1.5坪、ランドリースペース、LDK20畳、土地条件悪いけど、リビングの日当たり何とかしたい、子供部屋とリビングを近くに・・・
我が家は、こんな感じでまとめました(^O^)/
具体例で伝える
ここまで、考えや要望を項目を決めてまとめると言うことを書いてきました。
だけど、伝えるために必要なことは具体例です。
簡単に言うと、間取例(間取集)をたくさん集めて、自分のイメージに近い物を見せる!!
この間取りとこの間取りを組み合わせたい!!
なんだかんだで、これが一番早く伝わりやすい。だから、間取集なるものは、入手しておいた方が良いです。
特に、大手ハウスメーカーのものは、本当に考えられているので、役に立ちます!!
このサイトのPRにもたくさん出てきていると思うので、チェックしてみてください。
様々な物を取り寄せて、自分の参考にすると共に、伝える手段に使ってください(^O^)
また、住宅のデザインやインテリアについては、ROOM CLIP や ピンタレスト などで検索しておいて、見せるのが一番手っ取り早いです!!
まとめ
自分のイメージだけでなく、立地条件なども踏まえた要望を考えて、ノートにまとめて置くこと!!
そして、具体的に写真や事例を集めておいて、見せてしまうのが一番早いです!
写真や画像データを集めておきましょう( ̄▽ ̄)