後悔したこと第5段です。今回は音に関してです。
我が家は、高気密高断熱住宅です。
C値:2.4㎠/㎡ UA値:0.44W/㎡•K
と言う数値が出ています。とても快適ですが、落とし穴が・・・
高気密・高断熱って?
C値:2.4㎠/㎡って?
小難しい数値が出てきていますが、C値はその住宅にどの程度の隙間が空いているかと言う数値です。
我が家は約40坪(132㎡)で、ざっくり葉書2枚分と言う隙間があると言うことになります。
一般的な住宅では、葉書15枚分近い隙間が空いていると言われています。
そう言う意味では、相当隙間が小さい=高気密住宅と言うことになります。
UA値:0.44W /㎡・Kって?
こちらも意味のわからない数値ですが、外の空気(外気)面している壁・床・天井などからどのくらいの熱が逃げていくかと言う数値です。それも平米あたりの平均値となっています。なので、これに外の面積を欠けると家中から逃げる熱が出ます。
と言っても、やっぱり分かりにくいと思います。
国が定めた基準ですが、関東や中部などの温暖地域(5・6地域)では、0.87と言う数値を超えていれば良いと言う基準です。
日本で一番寒い北海道で0.46を下回っていれば良いと言う基準になっています。そう言う意味では、0.44はかなり断熱性能が高いことがお分かり頂けるでしょうか?
高気密・高断熱まとめ
家の中を暖かく・涼しく保とうとした場合に、まずは断熱性を高めて家の中の暖かさ・涼しさが逃げにくくする。
その次に、折角逃げにくくしても、隙間から風がピューピュー入ってきては、断熱の意味がないので、隙間を少なくすると言う考え方です。
今回は、断熱・気密のお話ではなく、失敗談でしたので・・・次へ
高気密・高断熱の注意点〜失敗〜
ここからが、失敗の話です。
高気密・高断熱自体には、すごく満足しています。エアコンは夏も冬も、良く効きますし、いったん暖めれば、冷めにくいです。
問題だったのは、音です!!
高断熱性により遮音性が良くなっています。
高気密性により、音漏れがしなくなっています。
つまり、外の音は通常の住宅よりも聞こえなくなり、快適になりました。
雨の音とかもほとんど気になりません。
その反面、家の中の音がすごく反響します。
外に漏れなくなった音が、家の中に響くイメージです。1階の音は2階に、2階の音は1階に反響します。1階の部屋間・2階の部屋間ももちろん響きます。
- 2階の床には、防音材を敷くこと
- 部屋の扉も建具の下の隙間がないものを選ぶ
などの対策を打つべきでした・・・結構、後悔・・・
まとめ
高気密・高断熱住宅は快適です。
部屋ごとの温度差も少なく、高熱費も削減できています。外部の車の音や雨の音も聞こえにくくなりました。
問題は、部屋内同士の音が響くことです。
防音対策をしっかりして、高気密・高断熱の快適さを楽しんでください。