ユニットバスを選ぶときに、メーカーや種類などありますが、迷う部材の一つとしてドアがありました。色々、種類があるけれど、どれがいいのか!?
ユニットバスのドアの種類とメリット、デメリット。キレイドアの良いところを書いて行きたいと思います。
ユニットバスのドアの種類
折れ戸
一番一般的で、お求め易い価格の折れ戸です。
最近はバリアフリーしようという事で、段差が少ない物がほとんどです。11mm以下です。
メリット
折れ戸のメリットは価格的に一番安価なところです。
次に、半分に折れて開閉するので、場所を取らないという点です。内側に折れて開きますが開き戸などと比べて内側に開いていく面積が小さい為、中で人が倒れたりしても開け易いという点が挙げられます。
W80cmの折れ戸:有効開口65cm
デメリット
ドアを吊っている部分、折れる部分、扉の先端と3箇所がレールとつながっている為、掃除がとてもし辛い。折れるという事は、可動部位が多いので掃除する部分が多い。
掃除が大変なのが一番のデメリットです。
開ける時に、折れるので「バキっ」って壊れそうな音がします。
最後に開口の大きさです。実際に人が通れる幅のことですが、ドアが折れる分、分厚い為開口幅は狭くなります。
開き戸
開き戸は読んで字のごとく、玄関ドアとかと同じように開くドアです。
メリット
単純に開く為、レールとドアがつながっている部分が1箇所のため、折れ戸に比べて掃除がし易いです。そのため、枠からドア本体もレバー1つで外せるので、メンテナンスも簡単に行えます。
そして、意外と開口幅は広いです。
W80cmの開き戸:有効開口68.3cm
デメリット
扉一枚が大きく開くため、浴室の中に向かって大きく開きます。
中で、人が倒れたりした場合に、開かなくなる可能性が大です・・・・。
片引き戸
片引き戸は、1枚の引き戸のことをいいます。片側が戸袋になっていて、そちらにドアを引き込む形となります。
メリット
扉が横にスライドして開くため、開き戸や折れ戸と違って、浴室内部には全く影響がない。つまり、人が倒れたりしても、問題なく開けられます。また、脱衣所が狭い場合でも問題なく開けられます。これが一番のメリットです。
他には、開口がそこそこ大きく取れます。
80cmの片引き戸:有効開口66.5cm
引き戸って、大きな開口が取れるイメージですが、意外と開き戸の方が有効開口は大きいんですよね・・・
デメリット
掃除部位が多い。扉がレールにはまっているため、レールの溝があり掃除がしにくい。そして外側に戸袋があるため、掃除する面積が折れ戸や開き戸に比べて倍近くあります。
そして、レールから扉を外し辛い・・・
引き戸は、開けるのが楽で、浴室内の人を気にせず開閉できますので高齢者の方がいるような家庭にはお勧めできます。ですが、掃除はし辛いと思います。
2枚引き戸・3枚引き戸
2枚引き戸は写真で言う一番左の部分はパネルになっており、そのパネルの部分に残りの2枚を引き込むように開くタイプです。パネル側にしか開きません。
3枚引き戸は、2枚が片側に開くタイプで、左側にも、右側にも開くことができるのが良い点です。
開口の面積はどちらもほとんど変わりません。
メーカーによって設定が違います。3枚引きのメーカーもあれば2枚引きのメーカーもあります。
3枚引きは両側から開けますが、掃除する面積が莫大です。
2枚引きは片側からしか開きませんが、掃除はまだし易いです。
メリット
2枚・3枚引き戸のメリットはなんと言っても開口の大きさです。
W80cm2枚引き戸:有効開口70.7cm
また、片引き戸と同じように開くための場所を取りません。
デメリット
浴室の1面全てがドアになりますので、掃除する面積が兎に角、多くなります。また3枚になるとレールが3本になりますし、ドアも3枚ついています。そしてその全てが水のかかる部分になりますので、最悪です。
実家は、3本引き戸がついていますが、掃除はかなり面倒です。
まとめ
主観ですが、簡潔にまとめたいと思います。
扉は大きく訳て3つ。折れ戸、開き戸、引き戸です。
掃除を重視するなら:開き戸
使い勝手・介護目的なら:2本引き戸
だと思います。極端ですが、この記事を踏まえてショールームへ行ってみてください!
因みに、我が家は「開き戸」です!!掃除し易いですよ!
掃除しやすさについては、また記事にしますね!