地方都市の静岡県で、「PRESSo」を使ったキャッシュレス生活が出来るのか?お洒落な財布でテンション上げながら、試してみた。
極力、カバンを持ちたくないリクやんは、財布の小型化を目指してきた。
既にある程度のキャッシュレス化は進めて来ているものの、東京や大阪といった都会ではないこの静岡県で、最低限のカードと現金で生活していけるものか?財布のレビューと共に生活もレビュー。
【PRESSoの良いところ】 ・本当にコンパクトだが、必要十分な機能性 ・デザイン製もよく、革の質感も高級感がある ・少しづつ育てている感覚が楽しい(革が硬くても楽しい) 【PRESSoのイマイチなところ】 ・お札のお釣りが多いと戸惑う ・お店選びなど、多少の意識は必要
「PRESSo」とは
クラウドファンディング「MAKUAKE」で話題となった、キャッシュレス時代に合わせてコンパクトに設計された革の財布。
革好きの若者が集まって、意見を出し合い企画され、「drip」というこれまた若い会社から発売。
コンパクトで十分な機能性
最低限のカードと現金という、気持ち良いくらいに削ぎ落とされたシンプルな財布となっている。
三つ折りになっており、各ブロック3箇所の背面にカードが1〜2枚ずつの最大6枚収納可能。真ん中のポケットには最大6枚までの小銭、右の表面にはお札を3つ折りにして最大6枚まで収納可能。
全て最大の収納数が6となっている点も面白い。
これだけの収納力で、名刺入れよりもひと回り小さなサイズを実現している。このコンパクトさが1番のポイントだと思う。
極限までコンパクトでシンプルで、タイリッシュな財布。そして、最低限必要な機能が揃っていると言える。
デザイン製と質感
見た目は、シンプルでかっこいい。アラフォーのおじさんが使っても恥ずかしくないスタイリッシュなデザイン。
そして、革の質感もとても良い。熟成レザーと言うオイルを染み込ませて時間を置いて熟成させたレザーとの触れ込みだが、上の写真で使用後1ヶ月の状態。
ツヤが出てきて、味と高級感が出てきた感じ!
個人的には、あまり角の部分が潰れないように使用したい。
育てるのが楽しい
PRESSoの注意点として、最初は閉まりにくいとか、新型ではボタンが追加されたと言う改良をみる。
でも、実際に使ってみると、閉まらない財布が徐々に閉まるように馴染んでくる感覚が、なぜか楽しい。
まだ、完全に閉まってはいない・・・
最初は、ポケットではなくカバンに入れていたら、圧迫されないので全く閉じるようにならなかった。今は、前のポケットに入れて軽く圧がかかる様にして、育てている。
ただ、月を追うごとに確実に閉じていく過程があり、それに伴って革にツヤが出てきて、馴染んでいく。
これが、なかなか楽しくて、毎晩グッと押さえながら、財布にツヤが出る様に撫でている自分がいたりする。
最初から完璧なものよりも、育てるものが楽しい。
個人的には、ボタンなどつけると厚みが増してしまうので、このままで良かった気がする。
お釣りのお札
小銭については、ある程度の覚悟をしていたが、お札が意外と不便なことに気がついた。
1万円札で支払って、お釣りのお札が複数枚になると、その場で財布に収納するのが難しい。
(お札を入れるコツ)
①お札を重ねて(4枚くらいが限界かな)、お札スリーブに差し込む
②スリーブの角に合わせて折り返す
③端が揃う様に、もう一回折り返す。
結構簡単に、3つ折りにして収納が出来る様になる。数十秒で収納できてしまうので、是非試して欲しい。
ただ、台がないと厳しいので、レジの前でそのまま!とかは出来ない。
こう言った不便さもあるが、実際にこれで困ったのは3ヶ月で2回だけ!
お店選びの意識
地方都市の静岡県でも、電子決済が出来る店が激増している。意外と近所の美容院とか居酒屋とかでも使えたりする。
実際に、現金を使うことは週に1回あるかないか!
- 楽天ペイ(バーコード決済)
- ApplePay(ID決済)
- VISA(カード決済)
の順で使えるもので決済する様にしている。意外と大手のスーパーで、バーコード決済とIDなどの電子決済が使えないのが不便。カード決済まで含めれば、ほとんどの店で決済出来るので不便に感じることは少ない。
(困る場面)
- 近所のラーメン屋などの小売店
- 割り勘
- 自動販売機
- 駐車場
3ヶ月過ごしてきて、この3つが困った。
キャッシュレス意識の低い個人店では、まだまだ対応していない。
このエリアでは電子決済を使おうとするお客さんも少ない。何より、現金(財布)を従来通り持ち歩いているので、どちらでも対応できる。必要に迫られていないから進んでいない。
次に、割り勘。
割り勘は、LINEpay,PAYPAYなどの機能を使ってすることもあるが、会社のおじさんたちはクレカスラ持っていない人がいる。
対応不可・・・
そして自動販売機。
これが一番都会との差を感じる場面。電子マネーへの対応は、高速道路くらい。路上や店舗にある自動販売機は、ほぼ現金のみ・・・コンビニ行きます・・・泣
最後に、コインパーキング
名前がコインパーキングだから仕方ない・・・最近は、カード決済も出来るところが増えているが、行きつけのところはダメだった。車社会の静岡県では、これは痛い。
行きつけのコインパークを変更予定です。
ただ逆を返すと、この4つの場面以外で困ることは、ほとんどない。
お店だけ少し気を付けながら、最低限の現金を持っていれば対応出来るし、今日は飲み会とか食事会(昨今、控え気味ですが)の時だけ、多めの現金か普通の財布を持っていれば十分対応できる。
僕のPRESSoの中身
実際に、静岡で3ヶ月過ごした僕の財布の中身。
基本は、こんな感じ。
楽天カード1枚、銀行キャッシュカード2枚、免許証、現金1万2千円。
小銭は、最初は入れずに、お札を使って小銭が出来た時だけ入れる様にしている。
この状態で、3ヶ月間は大きな問題なく過ごせた。
結論
地方都市「静岡県」でも十分「PRESSoでキャッシュレス生活」は可能!
PRESSoは、1万円程度と言う価格ながら、高級感のある革が使われていて、アラフォーサラリーマンが持っても恥ずかしくないデザイン・質感。
サイズ的にもスラックスの前ポケットや胸ポケットにおさまるコンパクトさで気軽に持ち歩け、仕事にもプライベートにも使いやすい。
機能的にも、キャッシュレス対応と最低限の現金は入る。全ての場面に置いて、これ一つという訳には行かないが、ほとんどの場面でPRESSoで対応出来る。
普段使いに一つ持っておいて損はない財布。