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コロナ対策 最新「キッチン自動水栓」の比較レビュー

パナソニック「タッチセンサー水栓」、LIXIL「ハンズフリー水栓ナビッシュ」、TOTO「フットスイッっち」+リフォーム向け「乾電池式ナビッシュ」の比較レビュー!

 

コロナ感染拡大による、外出自粛が当たり前になってきてますよね・・・(T ^ T)

それに、コロナウィルスを機に、オフィスを無くしたり、テレワーク・フレックスを標準化する企業など、働き方を見直す動きが加速しているのは間違いないと思います。我が社も、会社には来るな通勤手当て廃止などと言ってらっしゃいます(´∀`)

これから、当たり前になっていくコロナウィルスによる自宅待機・テレワークを、一時凌ぎではなく、標準的な働き方と捉えて、これから考えるべき間取りや設備をご紹介して行きます。

今回は、キッチン向け自動水栓(触らなくて良い水栓)のご紹介です(^O^)/

キッチン新築用・リフォーム用など、様々なタイプをご紹介していきます。

 

はじめに

言わずもがなかも知れませんが、触らなくても出る水栓です!

色々な水栓メーカーから発売されており、売れ行きもかなり好調のようです。洗面用、キッチン用と用途別にありますが、洗面台用はセット品にしか設定されていません。キッチンは、取り替え用でも発売されています。

 

販売好調の理由は、触らずに水が出し止め出来るため、「コロナ感染の予防に繋がる」と言うものですけど、元はと言えば「節水になる」「汚れた手で触らなくて済む」と言う点が売りの商品です。

では、キッチン水栓に絞って、少し細かく見てみましょう(^O^)

キッチン水栓   (新築向け)

まずは、新築向けキッチン水栓です。新築向けとしているのは、電源工事がいると言うことです。リフォームでも、電源工事を実施し、シンク下まで電源を持ってくることが出来れば、設置は可能です。

パナソニック「スリムセンサー水栓」

こちらの水栓はセンサー式の水栓で、上部のセンサーに手をカザスだけで出し止めが出来ます。それに加えて、「エコナビボタン」を押すことで、手や食器を蛇口の前に差し出すだけで、勝手に出たり止まったりするモードに切り替えることが出来ます。この場合、温度センサーにより、55度以上のお湯は出ないように設計されています。素晴らしい!

 

また、温度制御や水量の調整は、本体胴部にあるボタンで行うため、レバーなどの余分な部品がついていないことが特徴です。浄水への切り替えもボタンひとつで切り替え出来てしまいます。

流石、電機メーカーですね( ̄▽ ̄)

 

停電時は、シンクの下のキャビネット内になる止水栓のハンドルを回して出し止めが可能です。

スリムセンサー水栓 取説より抜粋

停電対応は、ちょっとお粗末ですね・・・いちいち引き出しを外して、下のハンドルで出し止めって・・・

 

個人的な意見としては、コロナ感染予防と言う意味では、十分な機能を保持しています。その上で、スリムセンサー水栓は節水重視の方向けかなと言う印象です。見た目のデザインは、個人的には今一、停電時の対応は論外・・・折角の自動水栓なのに、エコモードや浄水の切り替えはボタンを手で押すと言うのは、あまり好きではない感じです。

 

LIXIL ハンズフリー水栓「ナビッシュ」

LIXIL HPより引用

LIXIL「ナビッシュ」には、タッチレスタイプとハンズフリータイプの設定があります。

タッチレスは、上部のセンサーに手をかざして出し止めするタイプ。ハンズフリータイプは、上部センサーに加えて蛇口先端にもセンサーが内蔵されているため、パナソニック「スリムセンサー水栓」同様に、手や食器をカザスだけで勝手に水が出し止めします。

浄水器併用タイプについては、上部センサーの窓が2個(上の写真)になり、上側のセンサーに手をカザスと浄水が吐水されます。ハンズフリー機能は、原水のみの対応です。浄水もタッチレスで吐水出来ると言うことですね^^

 

温度と流量の調整は、胴体部分についているレバーハンドルで行います。パナソニックのような、電気的な制御ではないので、温度センサーなどはついていないので、細かな設定や温度制限は出来ません!

 

停電時は、パナソニック同様にシンク下のキャビネット内にあるバルブを手で開きます。ただ、違う点はバルブは開き放にしておけば、本体のレバーハンドルで水の出し止めが出来ますので、センサーは効きませんが通常のシングルレバー水栓として使用することが出来ると言うことでう(^O^)

ナビッシュ 取説より抜粋

 

個人的な意見です。。。

 

パナソニックの「スリムセンサー水栓」と比較した場合に、デザイン・停電対応では「ナビッシュ」に軍配が上がると思います。滅多にないことですが、最近は台風などによる停電も多いので、災害対応が気にした方が良いです。

 

ただ、細かな機能部分は流石のパナソニックです!

 

TOTO「フットスイッチ」

こちらは、自動水栓ではありませんが、触らなくても水の出し止めが出来る水栓です。

 

TOTO HPより引用

「フットスイッチ」は、その名の通り足で水の出し止めを操作するスイッチとなります。自体が水栓ではなく、その他の水栓と組み合わせて使用する物です。

詳細な使用方法は下記の動画をご参照下さい。

https://youtu.be/ah_Wjy7t3Ig

通常の自動水栓とは、かなり毛色が違います。組み合わせタイプですので、キッチンの水栓でも洗面の水栓でも設置が可能な自由度の高いスイッチです。壁だしタイプはダメですが、台付きタイプは概ねOKのようです!

フットスイッチ製品情報

 

停電時の対応は、LIXIL「ナビッシュ」と同様に、シンク下の止水栓に設置されているバルブを開くことで、通常のシングルレバー水栓と同様に使用頂くことが出来ます。

フットスイッチ 取説抜粋

 

個人的な意見・・・

自動水栓ではない、触らなくて良い水栓です。色々な水栓に組み合わせることが出来ることが最大のメリットだと思います。停電対応も、考えられており問題ないです。

ただ、センサー式ではないので、足で蹴ると言う1アクション増えてしまうと言う点と、キッチンで作業するときに、爪先が当たってしまうと思います。(誤作動ですね・・・)この2点が、センサー式におとる点です。

まとめ

新築向けのキッチン水栓として、代表的な3社3商品をご紹介させて頂きました!

その他のメーカー(KVK・Sanei)や海外メーカーからも出ていますが、機能面、メンテナンス面等を考えた場合に一歩劣る部分があるため、今回は割愛しました。

一覧

これまた、独断と偏見で○×を作成してみました(^O^)/

使い勝手は、タッチセンサーと蛇口先端のセンサーの2つを兼ね備えて、本当に手を出すだけで使える「スリムセンサー水栓」「ハンズフリー水栓ナビッシュ」に軍配!

停電は、「ナビッシュ」と「フットスイッチ」が同様で、バルブさえ開けば通常の水栓として使用できる点で、◎!パナは使えないも一緒。。。

節水は、流石のパナソニックで、「スリムセンサー水栓」の勝ち!「フットスイッチ」は、足で押す動作がある分、細かい作業の場合に出し放しにする可能性があるため△です。

デザインは、パナはダサい! LIXILは、まずまず。TOTOは、ある程度好きな水栓と組み合わせが出来ると言う点において◎としました。

 

キッチン水栓   (リフォーム向け)

キッチン水栓は36mm前後の穴径で、決まっているため新築向けもリフォーム向けも関係ないことが一般的です(壁から出ている水栓や海外製は別です)。

新築の欄にも書きましたが、自動水栓になると基本的に電源が必要になります。

そのため、リフォーム向けは電源工事がいらない自動水栓。つまり、電池式となります(^O^)/

LIXIL 乾電池式タッチレス水栓「ナビッシュ」

私が知る限り、国内主要メーカーで、電源不要のキッチン向け自動水栓はこの商品だけだと思います。

電源工事不要で、安価に気軽に取り替えられるのが1番の売りです。

 

商品の機能に関しては、上の「ハンズフリー水栓ナビッシュ」で紹介した機能のハンズフリー機能が無いタイプとなります( ̄▽ ̄) 手をかざして出し止めします!

タイプは、浄水器なしと浄水器内蔵の2タイプから選択できます。

原水のみタイプ
浄水器内蔵たいタイプタイプ

見た目は、新築向けよりも「ぼてっ」とした感じになります´д` ;

気になる乾電池は単1サイズが2本で、1年程度稼働するようです。もちろん、乾電池タイプなので、停電も関係なしです!

LIXILHPより抜粋

電池ボックスはシンク下のキャビネットの内側に取り付けるのが、一般的だと思います。

 

 

まとめ

キッチン向けの自動水栓は、新築向けに各メーカーが提供しています。リフォーム向けの乾電池タイプは、現状LIXILの「ナビッシュ」の1択になると思います。

乾電池式は、手軽に取り替えが出来るため、リフォームにオススメですが、電池式のため電力が限られています。そのためハンズフリーなどの便利機能が省かれてしまっているのも実情です。

お財布と相談しながら、電気工事が出来る・新築の場合は、電源ありの自動水栓、リフォームで工事ができない場合は、「乾電池ナビッシュ」と使い分けるのが良いと思います。

 

今後各メーカーから、電池式の自動水栓が発売されるのを期待しますね(^O^)/

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