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新築で後悔したこと⑥「結露編」

半年前に新築した我が家で、高気密高断熱にこだわって、温かい家を作って貰いました。なのに、家の中で結露する部分があります・・・皆様のお家はどうでしょうか?その原因について、書いていきますので、現在、新築検討中の方、参考にして下さい。せっかく新築した家で、不満を残さないために・・・

我が家の仕様

我が家は、高気密高断熱住宅です。断熱性は北海道の住宅並み、気密性は家中の隙間を集めても、ハガキ2枚程度というものです。かなり、良い性能が出ていると自負していますし、頼んだ工務店さんにも太鼓判を頂きました。

壁は、壁の内側に断熱材を充填、それに加えて外側にも外張り断熱を施しています。そして、窓はサーモスXのLOW-Eガラス(アルゴンガス入り)というものを採用しています。

結露する場所

結露する場所ですが、ズバリ「玄関」です。

あとは北側の部分で一部結露が発生することがあります。

結露の原因

①断熱性能が弱い部分に結露が出る。

これは、家全体の性能をグッと上げていても、一部分で断熱性能が落ちる部分があると、そこが弱い部分になり、結露が発生しやすくなります。

我が家の玄関はジエスタ2のK2仕様を採用しており、窓に比べると1段落ちるものでした。標準仕様の物をそのまま使いましたが、良く調べると窓のよりも断熱性能が1段落ちる製品でした。そして、玄関に2坪分の土間収納を設けています。土間もその他の部分に比べて、断熱性能が落ちます。

②玄関廻りの換気が悪い

別記事で、結露の原因について詳しく書いていますが、結露は空気の対流する場所で特に発生しやすいです。

室内の温度を下げないために、熱交換型の換気システムを採用していますが、その吸気口が玄関にありません。そのため、玄関にたまった湿気が滞留して、性能の弱い玄関ドアで冷やされて結露が大量に発生しているということです。

まとめ

つまり、家全体の断熱性だけを考えていたのでは、部分的に断熱性の弱い部分が発生し、そこに結露が発生します。また、空気の循環はとても大切で、家全体の空気の流れを考えて、換気の設計をしてもらわないと、湿った空気が溜まる場所が出来てしまい、結露が発生します。

こうなってしまっては、後から建物を変えることは費用的にも難しいため、生活を工夫することで、対策するしかありません。別記事も参考にして頂き、対策をとっていただければと思います。

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