新築時に迷うポイントの一つに、収納が入る方が多いのではないでしょうか?収納スペースの量、場所など、物の本を読むとその物を使う場所に収納を作りなさい!これが、なかなか難しい。我が家で、住み始めて、作って良かった!という収納とそのポイントをご紹介します。
WIC
1つ目は、ウォークインクローゼット(WIC)です。
最近の住宅には当たり前に組み込まれているWICですが、通常、寝室に隣接して設計され、寝室を経由して出入りをするように設計されます。
我が家の、WICのポイントは、寝室に隣接してはいますが、洗面脱衣室から出入り出来るように設計したことです。
2か所に出入り口を設けてしまうと、壁面の収納量が減ってしまうため、洗面脱衣室側のみに入口を設けました。
我が家はリビングが2階にあります。そして、全員がリビングで団欒して過ごせるように設計しております。
朝・晩の着替えのシーンを想像して頂くと、朝起きてパジャマでリビングに上がって、シャワーを浴びて、着替える。夜は、帰宅して着替える、もしくは、お風呂に入って着替えて、洗濯物を出す。
という感じで、洗面所で着替えをすることがほとんどです。
それに加えて、洗面所で洗濯をして、アイロンを掛けて、WICにしまう。という流れを考えると寝室ではなく、洗面脱衣室に入口を設けたのは大正解でした。
着替えには、洗濯物が伴います。だから、我が家にはこの選択は大正解でした。
もちろん、子供部屋などの各部屋にもクローゼットは設けていますよ!
土間収納
2つ目は、玄関土間からの続きの収納です。
こちらも、最近では当たり前の設計手法になっています。ここでも、我が家では工夫をしました。玄関側から出入口と、外からの出入口の2か所を設けました。そして、外からの出入口は真横に車を駐車できるようなっています。
キャンプ道具やスノーボードの板などを右側の出入口から出し入れすることで、すぐ隣の車に移すだけという状態です。
これも、地味に便利です。それ以外にもタイヤの交換なども最短距離で出し入れ出来ます。
それに、玄関ドアと土間引き戸の鍵を同一キー仕様にしていますので、別途鍵を持つ必要もありません。
デメリットを上げるとすれば、土間面積が広がるため、断熱性は他の壁に比べて低くなるという点くらいでしょうか?
まとめ
2つの便利だと思う収納をご紹介させて頂きましたが、結果的に物の本に書いてある通り、「使うところの近くに、使うものを収納する」という考え方が実践されている収納になっていました。
そうはいってもなかなか、イメージが沸かないと思ったので、具体的にご紹介をしました。
ライフスタイルや家族構成、家の間取りによって、一概にすべての人に便利というわけにはいきませんが、我が家ではかなり便利に使えていますので、ご紹介しました。
このブログで、「悔したこと・良かったこと」を投稿していて感じるのは、「水回りは満足度が増します」、「間取りは不満がでます」ということです。兎角、水回りにこだわる方はとても多くいると思います。こちらはあれば満足、ないならないで・・・。間取りは、良くてもそんなに満足感はないですが、不満になります。
水回りだけでなく、間取りもしっかりと確認することで、家に不満を持つことがなくなると思います。ぜひ多くの展示場、多くの間取り集を取り寄せて色々検討して頂きたいと思います。
1つでも、2つでも参考になればと思います。