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トイレの選び方 良いところ・悪いところ

トイレはメーカーで行くと、TOTO・LIXIL・パナソニックがメジャーどころだと思います。各メーカー毎に、タイプや機能など様々な商品が展開されており、住宅会社の標準仕様などもありますがどのトイレを選べば良いのか、メリット・デメリットは何なのか?と言ったところを比較検討してみました。

トイレの種類

メーカー問わず、トイレの種類を分類すると

シャワ一体型タイプ・組み合わせタイプ・収納一体型タイプの3タイプに分かれます。

  1. シャワー一体型:ウォシュレットの機能がタンクに内蔵されたタイプ。タンクは樹脂製
  2. 組合わせ:陶器の便器・便座にウォシュレットの便座を組合わせるタイプ。タンクは陶器
  3. 収納一体型:タンク部分が収納になっているタイプ。収納の中にタンクが入っている。

1のシャワー一体型タイプの中で、タンクレスタイプとタンク付きタイプに分かれます。

まとめると以下のような感じでしょうか?

TOTO HPより引用

タンクレストイレ

タンクレストイレは、水を溜めておくタンクがないトイレです。

水道管から直接便器に水を流すため、水道の水圧で流す方式となっています。

【メリット

タンクレスは何と言っても、コンパクトでスッキリした見た目が特徴です。

トイレは、1畳以下のケースが圧倒的に多く、決して広い空間とは言えません。その狭い空間を有効活用するために、コンパクトで広く感じると言うのはとても大きなポイントです。

タンクがない分、タンクの厚み分小さくなります。

また、タンクがないため床や、便器部分の掃除のしやすさもメリットです。

【デメリット】

タンクレストイレは、ウォシュレットなどの電気部品が後ろ側に内蔵しています。そのため、壊れた場合は修理となります。部品の保持期間は通常10年と言われていますので、それ以降は便器丸ごと交換ということになります。

また、タンクがないので、タンク上に手洗いが付きません。手洗器が別に必要となります。

タンクレスでお洒落にコーディネートする方は、手洗器コーディネートをする方も多いです。

稀ではありますが、水圧の低い地域や3階などへの設置の場合、水圧不足で排泄物やトイレットペーパーが流れない場合があります。

タンク付き一体型トイレ

一体型のトイレは、その名の通り、ウォシュレットの機能がタンクの部分に内蔵されたトイレです。その分、タンクは樹脂製となっています。

【メリット】

タンクを背負っているので、手洗いが付けられます。当たり前ですけどね・・・

タンクレスほどではありませんが、機能が内蔵されているのでスッキリとした見た目です。

【デメリット】

タンクがついている分、奥行きは大きいです。各メーカー概ね80cm程度の出幅があります。

また、タンクレス同様ウォシュレット機能が内蔵されているため、修理、部品がなくなった場合は丸ごと交換ということになります。

後は、手洗いをつけることは出来ますが、鉢の部分まで樹脂製のため、掃除はしづらいです。

組み合わせタイプ

組み合わせタイプは、陶器製の便器・陶器製のタンクに別途、便座を組み合わせるタイプです。

組み合わせる便座は自由に選択でき、普通便座・暖房便座・ウォシュレットなどの好みの物を設置することができます。

【メリット】

何と言っても、便座だけ交換できることが強みです。

壊れたり、古くなった場合は陶器の便器とタンクはそのまま残して、便座のみ交換することができます。陶器の便器・タンクは壊れ辛く、部品も共有のものが多いため、長期間、修理に対応してもらえます。

また、タンクがあるため手洗いも付きますし、鉢の部分は陶器製のため、お掃除もしやすいです。

【デメリット】

陶器の便器・タンク・ウォシュレットと全て別の物を組み合わせるため、若干スッキリしない見た目をしています。また、水を通す管が2本になります。

手洗いはつきますが、浅いので、実際に手を洗うとハネが気になります。

収納一体型タイプ

収納一体型タイプは、タンクの部分が収納になっているタイプのトイレです。

両端に収納があり、真ん中はタンクが隠れています。

こちらも陶器製のタンクに収納タイプのタンク、ウォシュレットは別途組み合わせる形です。

個人的にはこちらのタイプがお勧めです。

【メリット】

タンクレスとは違った意味でスッキリします。また、タンクの部分や、コード・配管が隠れているため掃除もしやすいですし、掃除する部分が減ります。

手洗いも設置できます。

ブラシや洗剤・トイレットペーパー、生理用品などをスマートに収納できます。

【デメリット】

便座と便器が別体になりますので、隙間や継ぎ目が多くなります。

また、手洗いはつきますが、浅いため水ハネが気になります。そして手洗いは樹脂製です。

最後に

一口にトイレと言っても様々な種類があります。今回は、大まかな分類とメリット・デメリットを解説させて頂きました。次回は、我が家のトイレ選びのポイントをご紹介させて頂きたいと思います。

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