ハウスメーカーや地元の大手ホームビルダーなどで、オリジナル商品として紹介される「ビルダー向けトイレ」今回は、LIXIL社製のベーシアフチレス一体型トイレを紹介します。
- 温風乾燥機能がない
- 便器部分の樹脂サイドカバーがない
- アクアセラミックがオプション
住宅会社専用トイレとは?(ビルダー向け)
住宅会社専用トイレは、「クローズ商品」「カタログ非掲載商品」「オリジナル商品」なども呼ばれています。
ある程度の規模以上の台数の買い上げのある「大手の業者」、ハウスメーカーや大手リフォーム店、地元の大型工務店や量販店など限定で販売されている商品です。
そのため、一般のカタログには掲載されていない商品です。
【一般品との違い】
- バリエーションが少ない
- カラー展開が少ない
- 一部機能の設定がない
- お値打ち価格
機能やバリエーションを絞ることで、オリジナルの品番を設定し、一般の流通品とは別物としてお値打ち価格を出せるような仕組みになっている。
ベーシアフチレスシャワートイレとは?
LIXIL社製の住宅会社専用のシャワー機能内蔵の一体型トイレです。
カタログ掲載品でいくと、「アメージュZAシャワートイレ」とほぼ同じ商品です。
- 温風乾燥がない
- 便器部分のサイドカバーがない
- アクアセラミックがオプション
大きな違いはこの4点
温風乾燥がない
お尻洗浄後に、使用するドライヤーの機能です。
あんまり使うことのない機能なので、気にすることもないと思います。
ただ、お尻を洗って、髪で拭いた後に温風乾燥を使うと、「風呂上りの爽快感がある」なんて話もあります!
便器部分のサイドカバーがない
上記の写真の赤□部分の樹脂カバーです。
一般品であるアメージュZAには標準で設定されています。
ベーシアフチレスには、サイドカバーが設置されておらず、オプションであっても付けることは出来ません。
小さなカバーのように見えるのは、防露材です。
凸凹が少なく、掃除しやすいのが売りのトイレなので、このカバーがないのは痛いですね!
アクアセラミックがオプション
オプションなので、定価で¥8,000くらいでオプション設定できます。
従来の衛生陶器ではできなかった「ガンコな水アカ」も「汚物」もどちらも落とせる、お掃除ラクラクな衛生陶器です。
我が家のトイレにも付けていますが、水垢は本当に付きづらいので、オススメです。
¥8,000くらいだったら付けることをおすすめします。
共通点
メインの機能は、オプションも含めれば、ほぼ同等の物が選べます。
- お尻洗浄機能
- 暖房便座機能
- お掃除リフトアップ機能
- キレイ便座
- レディースノズル機能
※どちらも便座の自動開閉機能は付けられません(笑)
このように、通常必要とされる性能は同等です。
まとめ
個人的には、サイドカバーだけの問題です。
この部分だけ、我慢が出来れば「ベーシアフチレス」の方が、圧倒的にコスパの良い製品と言えます!