万年筆に憧れて、何度もチャレンジしましたが、なかなかハードルが高い(T ^ T) 使い続けることが難しくて、ペン先が固まってしまうこと数知れず!ボールペンやシャーペンのように、気軽に使える筆記用具ではない。だから、かっこいいんですけどね・・・
そんな時に、こいつを見つけました!
万年筆のインクの使えるカキモリ製 ローラーボールペンです。多彩な万年筆のインクを使えるという意味で、ボールペンのように気軽に使えるのではないかと思います。早速、レビューして行きます。
カキモリとは?
Kakimori(カキモリ)は、東京都台東区三筋にある文具店さんのようです。我が家からは、遠い都会でなかなか行くこともできないですね・・・
オリジナルの万年筆やインク・ノートの制作販売、そして自分オリジナルのインクとノートの制作もしてくれます。また、書くことを好きになってくれるイベントの企画運営も行っているようです。
HPを見る限りかなり良い雰囲気の店舗です!
是非、一度は訪れてみたい(^O^)/
ローラーボールペンとは?
カキモリのローラーボールペンは、万年筆専用のインクが使えるボールペンです。
市販のボールペンだと、売れ筋のカラー展開が多く、中々こだわった色の設定がありませんが、こちらのローラーボールペンだと、万年筆のインクが使えるので、多彩なカラーを楽しむことが出来るのが1番のポイントだと思います。
各メーカーから、本当に微妙なニュアンスのカラーがたくさん発売されていて、好きな色で使えるので、テンションが上がります。
でいて、万年筆ではないので、気軽に使えます。まさに、私もこの点に引かれて購入しました。気軽に使えるのが一番です!
カキモリさんでも、inkstandという、オリジナルインクを作ってくれる店舗があるそうです。本ちゃんの店舗もですが、こちらにも足を運んでみたいなーと思います(^O^) やっぱり、田舎と都会の格差は激しいですね・・・(T ^ T)
ペン先は、0.5mmと0.7mmの2種類です。
インクは顔料タイプのインクが推奨されています。ある程度の粘度がローラーボールペンに適しているようですが、染料インクでも使えないことは無いようです。
パッケージと付属品(開封)
ショップには買いにいけないので、オンラインストアで購入しました!
大きめの段ボールでしっかり梱包されていました。
スッキリデザインでオシャレです。ただ、本体価格の割に、送料が高い・・・しょうがないんですけど田舎って、そんな気がする・・・
こんなお手紙も同梱されていました!
手書き感の強いポストカードとお手紙。丁寧な仕事、丁寧な暮らしが垣間見える逸品です。
(パッケージ)
こちらも、ペン本体同様、シンプルで最低限のパッケージです。でも、安っぽい感じではなく、オシャレな感じが、カキモリさんの商品の魅力ですね!
(内容物)
- ペン本体(コンバーター付き)
- スポイト
- 計量カップ
- 取り扱い説明書
丁寧な取り扱い説明書が、同梱されているので、あまり詳しくない私でも、すぐに使用することができますね!
スポイトとカップはインクが少なくなってきた時に、インクをカップに写して使うそうです。長期間使用出来るように配慮された付属品です!なんか文房具(商品)への愛着を感じますね。
本体・デザイン
(ペン本体)
このスケルトンで、何も飾り気のないスタイリッシュなデザインが気に入って購入しました。
キャップを外してみたところが、こんな感じです。少し太めのデザインで、そこがまた良いデザインになっています。サイズは男の手には少し短いくらいのサイズ感です。
キャップを後ろにつけた方が握りやすいくらいです。
キャップのクリップは平たいデザインで結構しっかりしています。スーツやワイシャツのポケットにもしっかり引っ掛けられますし、平たいので生地への負担も少なくて済みそうです!
(コンバーター)
コンバーターも透明なデザインで、しっかりた作りになっています。
(ペン先)
ペン先は、その名の通り通常のローラーボールペンと同じです。根元はインクを吸い出すための溝??のようなものがついた構造になっています。
カキモリのロゴがキャップの根元に印字されています。
この文字が黒だったら0.5mmタイプで、白だったら0.7mmタイプのローラーボールペンになります。
インク入れてみました
正直、万年筆は何度もチャレンジしては、すぐに断念してきたタイプなので、あんまり詳しくないです。
カキモリさんのインクが欲しかったのですが、価格的に一発目に手が出ませんでした(T ^ T)
ですので、今回はPILOTさんの色彩雫シリーズを近くの文房具やで購入しました!
15mmのボトルで好きな色を3本選んで購入するタイプでした。2本同じ色ですけど。。。間違えた訳ではなくて、この色が気に入ったので!!
価格は3本で2,000円(税込)しない位の金額で購入することが出来ました。ただ、大きなボトルの方が割安で購入できます!
2本同じ色で購入したのは、ローラーボールペンは万年筆と違って、洗浄して違うインクに入れ替えることが出来ないからです。違うカラーのインクを使いたい場合は、別売で600円でペン先が売っているので、ペン先を交換することになります。
ここは注意が必要です!
インクは簡単に充填できます。気を付けるのは、先端を綺麗に拭いてから、差し込むくらいです!
毛細管現象で、コンバーターからペン先へ、インクが染み出して行っています。
大体、新たにインクを入れてから30分程度で使えるようになります。擦れたりして使えない場合は、先端をティッシュなどで押さえながら、軽く振ってあげると使えるようになるらしいです。
強く振りすぎると、インクが・・・となりますので、注意して下さい。
インク入れたところです。深海というブルーブラックに近いカラーのインクなので、あまり鮮やかさがありませんね・・・でも、かっこいい!
書き味・裏移り
書き味は、とてもスムーズで書きやすいですが、万年筆とは違い多少の引っ掛かりがありますので、ボールペンとの丁度、間位の書き味です。良い意味で、特別感な感じのしない書き味で、万年筆のように気を衒わずに使えると思います。当初の目的通りの使い方が出来る気がします(^O^)/
後は、気になるのは裏移りです。
手帳などの細かい文字を書くことに使うつもりはありませんが、外出先でノートにメモを取ったりする時には使いたいので、あんまりに裏移りが酷いと外出先では使い辛くなります!
(ロールバン)
RollBahnのノートです。
右が表に記入したところ、右側が裏面です。ほんのり透ける部分もありますが、ほぼ裏抜けしていないと言って問題ないと思います。
ちなみに、ペンの太さ比較で、家にあったフリクションとサラサの同じ0.5mmのボールペンと比較してみました。すこ〜し、ローラーボールが太い気がしないでもないですが、ほぼほぼ、同じですので割と細い線にも対応できます!!
(RHODIA)
今度は、RHODIAのノートです。
こちらも、全く裏移りしていません。ただ、よーく見るとローラボールだけ後が見えます。やっぱり他のペンに比べると色写りがし易いのはあると思います。
一般的なコピー用紙に書くと裏写りしますので、ご注意ください!
まとめ
実用面で考えるなら、ジェットストリームやフリクション、多機能ボールペンを使っている方がよっぽど便利だと思います!
ただ、なんかオシャレで、けど気を使わずに使えて、テンションが上がる(^O^)/
そんなボールペンだと思います。
モンブランのボールペンとかとは違った、所有欲ではない、楽しめる・文字を書きたくなるようなボールペンです。
是非、カキモリさんのホームページ見てみてください。なんか、欲しくなってしまいますよ!!