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【レビュー】プラスチック万年筆「プラマン」書き心地

万年筆はカッコいいけど、「手入れが大変で、気軽に使えない!」これが難点じゃないですか?行く行くは大人らしく万年筆を走らせたいと思いますが、現状の仕事だと速記や気軽さが優先されます。と言うことで、万年筆っぽい見た目と書き味の文具を探しています!今回は、主題の「プラマン」と言う筆記具を試してみましたので、レビューします!

【プラマンのここが良い】
・万年筆のような軽い書き心地
・イラストなど、書いていて楽しい筆記具
・ペン先が固まらないし、気軽に使える頑丈さ

【プラマンのここがいまいち】
・細かい字は書けない
・色展開は、3色のみで好きなインクは使えない
・直液式なので、裏移りしやすい

「プラマン」とは?

今回入手したのは、正式には「トラディオ・プラマン」と言うタイプです。

インテルHPより引用

(スペック)

カラー3色

万年筆のペン先を、プラスチックで再現した商品です。直液式のカートリッジを採用することで、サラサラした書き心地を実現しながらも、キャップの気密性を高めたことで、インクが固まってしまったりすることを防ぐ構造になっていて、万年筆のようにペン先が固まって書けないと言うことはほぼありません。

また、ペン先のプラスチックは、筆圧を受け止めて形状が変化するので、細い線から太い線まで筆圧をコントロールすることで自在に書くことが出来ます。

インクはカートリッジ式なので、定価220円のカートリッジを購入することで、本体はそのまま使えます。

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実際の使い心地

プラマンは、サラサラと本当に良いか着心地です。完全に万年筆と言う感じではないですが、ボールペンのようなゴロゴロとした引っ掛かりもなく、ストレスなく筆記ができる。

さらに、価格も実売で450円程度で購入出来るし、細かなメンテナンスなしで使えることも評価したいポイントです。

ペン先はプラスティックで出来ており、良くも悪くも万年筆はかしこまった感じで使うイメージですが、もっと気軽に、雑に(笑)扱える筆記具。本当に、半年くらい放って置いてもペン先が固まったりすることもありません。

3色のペン先

プラスチック製のペン先は、柔らかく、筆圧を強くすると太くなり、筆圧を弱くすると細くかけると言うシステムになっていますが、うまくコントロールすることは難しい。そのため、細かい字を安定して書くことが出来ないので、手帳への記入などの細かい作業には全く向かないです。

また、筆圧を掛け続ける。長期に使い続けるとペン先が削れて、だんだん線が太くなっていきます。ペン先が育つのとは、違った感じですね。ただ、ペンテルHPを見ていると、カッターとかで削ってしまうことも出来るようです。(プラマンHPはこちら

プラマンで筆記してみました

実際に、プラマンを使って筆記した太さなどを見ていきたいと思います。

実際の線の太さ

筆圧比較

字が汚くて申し訳ないです(T ^ T)

そこまで大きな違いはありませんが、軽く書いても細い字は掛けません。撫でるように書けば別ですが、そこまでするとしっかり筆記が出来ないレベルです。

やはり、細かい文字を書くのには適していません。

「SARASA」「FRIXION」比較

「SARASAクリップ」「「FRIXION」の5mmのボールペンと比較した感じです。公式上、筆圧を弱くすると0.4mmでの筆記が出来るとなっていますが、0.5mmよりも太い線しか書けないです( ̄▽ ̄)

裏移り

筆圧に応じて、紙ごとにどの程度裏移りがするか確認してみました。

【ROLLBAHN】

表側(筆記面)
裏面(グレ囲い部分が筆記箇所)

若干、裏移りしている程度です。もっと細かい感じを書くと、移ってしまうレベルですね!ただ、通常使用では問題ない感じです。

【RODHIA】

表面(筆記面)
裏面(グレー囲いが筆記箇所)

RODHIAの方が、インクのりが良く書いていて気持ちいい感じです。

裏移りは、薄らで問題ないレベルで使えると思います。

まとめ

「トラディオ・プラマン」は万年筆に似た書き心地で、サラサラ掛けて気兼ねなく使える。メンテナンスがいらないと言うのが1番のポイントです。

ただ、細かい字は書けないし、裏抜けもしやすいので、手帳筆記などの作業レベルへの使用は避けた方が無難です。

イラストを書いたり、スケッチしたり、気持ちよくペン字を書いたりなどの用途にぴったりの筆記具です。用途を絞って使うことで、かなり快適に使えると思います(^O^)/

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